数々のヒット曲を生み出しているワンオクことONE OK ROCK。
日本国内ではワンオクの名を知らない人はいないほど、実力・知名度共にトップクラスのロックバンドです。
そんな彼らに「昔の方が良かった」「歌い方変わった」とファン離れが噂されています。
今のワンオクファンの方にとっては、ファン離れする理由が見当たらないですよね。
しかし、本記事で調べたところ「昔の方が良かった」「歌い方変わった」と言われてしまう理由が見つかりました。
そこで今回は、ワンオクのファン離れの理由について詳しく解説していきますので、是非最後までご覧ください。
Contents
ワンオクは昔のほうが良かった?
メッセージ性の強い歌詞と曲調で、ワンオクは若い世代を中心に多くのファンから支持されています。
映画「るろうに剣心」「キングダム」等、多くのタイアップ曲を担当し、深くワンオクを知らない方でも自然と曲を聞いたことがある方も多いでしょう。
日本での成功と確かな実力を武器に、ワールドツアーを積極的に開催し海外からも高い評価を得ています。
そんな人気絶頂の中、どうして昔のワンオクの方が良かったと言われているのでしょうか。
その理由として、大きく2つの理由があることが分かりました。
まずは当時、国内でニュースにもなったこの話題から紹介していきます。
ワンオクは昔の方が良かった理由1:声出し煽り事件
この事件は、ワンオクが「SUMMER SONIC 2022」に出演した時の出来事です。
当時、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策により、主催者側から「歓声禁止」のルールが設けられていました。
そのルールがある中、ボーカルのtakaさんがライブMCでこんな煽りをしたんです。
「メーガン(Megan Thee Stallion)でもあんだけ声出してたんだから、いくら出しても関係ねぇだろこれもう」
「俺は今回の夏フェスに臨む前に、どのフェスも出禁覚悟でやってるからお前ら覚悟しとけよ!」
この発言で、観客に禁止されている声出しを煽り大炎上。
ファンからは「ルールを守らないなんてダサい」「型を破るをはき違えていてカッコ悪い」と批判的な声が多く上がりました。
この煽り発言でワンオクに失望し、多くのファンが離れてしまったと言われています。
ステージで「これが俺たちのやり方」とルールを無視するMCをしたTakaさんは後に、自身のX(旧Twitter)で思いを綴っています。
「その場にいた人達には僕の気持ちは伝わってると信じてる。でもいいわけはしません。嫌な気持ちにさせてしまった人達へ。ごめんね」
この出来事には「日本人アーティストだけ黙って演奏して気持ち悪い」「海外勢は軒並みステージ上から声出し促してた」と擁護するコメントもあり、賛否両論でした。
ただ、この件でワンオクがイメージダウンしたのは間違いないです。
ワンオクは昔の方が良かった理由2:過激なファン
実は、ワンオクファンのマナーの悪さは有名な話なんです。
ワンオクには「OORer」という、ONE OK ROCKer(ワンオクロッカー)を短くしたファン名称があります。
この過激なOORerたちの、これまで問題になったマナーの悪さをまとめました。
- モッシュピットでの転倒や体調不良になったファンを助けない
- ワンオク以外のバンドを悪く言う
- ライブ会場周辺の施設や公道での迷惑行為
- ゴミのポイ捨て
好きなアーティストを応援する上で、周りに迷惑をかけないのは最低限のマナーです。
それが出来ない一部ファンが目立ち「ワンオクのファンは民度が低い」と言われてしまう原因になっているんですね。
もちろんマナーの良いファンも沢山いますが、その人たちが「同じファンだと思われたくない」と過激なファンを嫌い、結果ワンオクから離れてしまいます。
このような理由でファンが離れてしまうのでは、ワンオクのメンバーにとっても悲しい事ですよね。
ワンオクのファン離れが話題になっている今だからこそ、ファンの質が求められているのかもしれません。
ワンオクのファン離れの理由は歌い方が変わったから?
2005年に結成、2007年にメジャーデビューしたONE OK ROCK。
20年近くバンドをしていたら歌い方も変わるのが当然のことですが、何故ファン離れの理由と言われているのか解説します。
2010年あたりの楽曲の時は、勢いがあり反骨精神丸出しの荒々しい歌い方でしたが、2020年頃からは気持ちをのせて「歌い上げる」という印象になりました。
昔からのファンからは「上手いけど、いままでと違う・・・」と歌い方に違和感を感じててしまうのは、よく分かります。
2022年に発売したアルバム「Luxury Disease」では、美しく重厚感のある歌い方の変化が印象的でした。
ボーカルtakaさんの歌唱力はかなり高く、才能は群を抜いてワンオクの大きな武器となっているのは間違いないです。
ただ昔からのファンにとっては、荒々しさが削れた歌い方には物足りなさを感じてくるのかもしれませんね。
ワンオクのファン離れの理由考察:曲調の変化
歌い方の変化と共に、曲調も変化してきています。
むしろ、曲調が変化したから歌い方も変わったと言ってもいいでしょう。
以前は、日本のバンド特有の軽音学部のようなガチャガチャ感のあるサウンドで、そこに惹かれているファンが大勢いました。
いわゆる「インディーズバンド」らしさが、昔のワンオクの楽曲にはあったのです。
ただ今では、荒々しさがなくなり壮大なストリングスが入った良くも悪くも「万人受け」する音楽という印象になりました。
沢山映画やCMで使用されているので「商業音楽」と言われてしまうのも仕方がありません。
いつ頃から曲調が変わってきたのか、初期から聞き進めてみると2018~2019年頃から曲のスケール感がアップしています。
ちょうど海外での活動が本格化した頃ではないでしょうか。
2019年発売のアルバム「Eye of the Storm」に収録されている「Stand Out Fit In」「Wasted Nights」を聞くと、ワンオクの変化が分かりやすいです。
みなさん1度は聞いたことがある曲だと思いますが、壮大なイントロがゴリゴリのロックバンドではないですよね。
対して、2010年に発売したファンから人気の高い楽曲「完全感覚Dreamer」は、ドラムソロから入りギターがパワーコードで乗っかる、まさに無骨バンドサウンドです。
この頃のワンオクが好きだったファンにとっては、今のワンオクは好きなジャンルから外れてしまったバンドになってしまいます。
もちろん、今のワンオクの楽曲を否定するわけではありません。
曲調が変わったことで新たに増えるファンもいますし、変化を楽しんでいるファンもいます。
ただ、このように曲の変化と同時に「昔の方が良かった」というファンがいるのも、事実としてあるようです。
まとめ
今回は、ワンオクのファン離れの理由は「昔のほうが良かった」「歌い方変わった」が理由なのか解説しました。
ワンオクのファン離れしていく代表的な理由をいくつか上げましたが、みなさんはどう思いましたか?
「歌い方変わったから昔の方が良かった」というファンの気持ちの他にも、ファン離れしていく原因を知る事ができましたね。
ワンオクのファンとしてどうあるべきか、今回の内容を通して考え直すきっかけにもなったと思います。
この記事を読んで今のワンオクをどう思うかはみなさん次第ですが、きっとこれからも進化していくワンオクへの期待は失わずにいたいです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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